おまけに少し切り口を変えて、私の趣味(?)である江戸文化のお話をからめつつゴミ問題を考えてみます。
18世紀にはロンドンの80万、パリの50万を遥かにしのぐ140万人もの人口を抱える世界最大の都市であった江戸。排出されるゴミの量も大変な量でした。
このページではちょっと話題を変えて、江戸時代のゴミ事情についてお話したいと思います。
1650年代の半ばごろ、江戸では長屋ごとに「芥溜(ごみため)」と呼ばれるゴミ捨て場が設けられるようになりました。
今でいうゴミステーションのようなものですが、実際は地面に穴を掘り、板で周囲を囲っただけの簡単なもので、ゴミが溢れると仕切り板を足し、処理場に運ぶときに板を外して掻きだしていたといいます。
さぞや大変だったろう……と思いますが、野菜は全て無駄なく使い、魚は売りに来た行商人にさばいてもらってアラを持ち帰ってもらうなどしてゴミが出ない工夫をしていたのでそれほど深刻な問題にはならなかったようです。
意外に問題になったのが、お盆のときに出るゴミ。
市民が供物や飾り物を川や堀に流すので、船の運行に支障が出るほどだったそうですよ!
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